Aulostomus chinensis ( Linnaeus, 1766 ) ヘラヤガラ
属名 | Aulostomus ヘラヤガラ属 |
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学名 | Aulostomus chinensis |
和名 | ヘラヤガラ |
記載 | ( Linnaeus, 1766 ) |
サイズ | 全長 80cm |
説明 | 体は細長く側扁する。吻もよく側扁して長い。第1背鰭は体のほぼ中央にあって8〜13本の短い棘よりなり、その後ろに軟条によりなる背鰭が臀鰭と対在する。体色の変異が著しく、暗褐色から鮮黄色まで様々である。 |
分布 | サンゴ礁域の水深30m以浅。伊豆諸島、小笠原諸島、相模湾〜九州南岸の太平洋沿岸(少ない)、若狭湾、屋久島、琉球列島、南大東島;台湾南部、東沙群島、西沙群島、南沙群島、インドー汎太平洋(紅海〜インド沿岸を除く;ハワイ諸島を除く)。 |
生活史 | 海藻の茂みや大型腔腸動物の群体の間で倒立する擬態は有名で、環境に応じて体色をよく変える。また他の中・大型魚類に寄り沿って泳ぐ特異な行動が知られている。長い吻で吸い込むようにして小魚や小甲殻類を捕食する。皮膚に渋味があるといわれ、食用にはしない。 |
参照 |