Solenostomus cyanopterus Bleeker, 1854 カミソリウオ
属名 | Solenostomus カミソリウオ属 |
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学名 | Solenostomus cyanopterus |
和名 | カミソリウオ |
記載 | Bleeker, 1854 |
サイズ | 全長 11cm |
説明 | 長い吻と大きな腹鰭・尾鰭がカミソリウオ科魚類の特徴である。雌の腹鰭の上縁は体側に、下縁は互いに癒着して育児嚢となり、その中で受精卵を保護する。吻・尾柄部などの形や色彩の異変が著しく、従来はカミソリウオ、フウライウオ、ノコギリフウライウオの3種に分けられていたが、それらは同一種であることが明らかにされた(瀬能、1994)。 |
分布 | 沿岸の水深30m以浅の岩礁やその付近の砂底、サンゴ礁域の砂底や藻場。山口県日本海沿岸、伊豆半島、八丈島、相模湾〜九州南岸の太平洋沿岸、天草諸島竹島、屋久島、琉球列島;台湾、インドー西太平洋(紅海を含む;フィジー諸島まで)。 |
生活史 | 上記の生息場所の海底近くで、頭部をやや下に向け、波の動きに合わせて漂うように泳ぐ。その様子はちぎれた海藻片ににていおり、擬態の効果があると考えられている。雌雄がペアでいることがよくある。主食は小型の甲殻類。 |
参照 |