柏島魚類データベース

Syngnathus schlegeli Kaup, 1856 ヨウジウオ

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属名 Syngnathus ヨウジウオ属
学名 Syngnathus schlegeli
和名ヨウジウオ
記載 Kaup, 1856
サイズ 全長 29cm
説明吻は長く、その背縁は円滑。体は細長く、尾鰭は比較的大きい。体輪数18〜20+38〜46。育児嚢は雄の尾部腹面にあり、産着卵は左右の皮褶に完全におおわれる。褐色で不規則な模様のあるものや、緑銀色のものなど、体色は様々。
分布湾内の藻場、河川汽水域、北海道〜九州南岸の日本海・東シナ海沿岸、瀬戸内海、北海道〜九州南岸の太平洋沿岸、八丈島(稀);朝鮮半島全沿岸、黄海・渤海沿岸、台湾、澎湖諸島、中国東シナ海・南シナ海沿岸、トンキン湾、沿海州。
生活史主に底生性だが、胸鰭と背鰭をせわしなく動かしてよく浮遊する。産卵期は3月中旬から6月頃。体長10mmで出産されるが遊泳能力はきわめて低く、稚魚はよく流れ藻とともに採集される。
参照