Trachyrhamphus bicoarctatus ( Bleeker, 1857 ) ワカヨウジ
属名 | Trachyrhamphus ヒフキヨウジ属 |
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学名 | Trachyrhamphus bicoarctatus |
和名 | ワカヨウジ |
記載 | ( Bleeker, 1857 ) |
サイズ | 全長 40cm |
説明 | 吻や尾鰭が著しく細長く、体は柔軟なむち状。体側の隆起線は弱い。尾鰭はきわめて小さく痕跡的。育児嚢は雄の腹部腹面にあり、産着卵は左右の皮褶に完全におおわれる。体輪数21〜24+55〜63。体色は茶〜黒褐色で小黒点が散在し、体側には不規則な淡色横帯がある。稚魚期には体の背面に6対の長い糸状付属物をもつ(同種のイトヒキヨウジは2対)。 |
分布 | 水深42m以浅のサンゴ礁域や岩礁域の砂底、礫底、藻場。伊豆大島、八丈島、小笠原諸島、静岡県大瀬崎、和歌山県串本、高知県柏島、鹿児島県南さつま、琉球列島;台湾南岸、澎湖諸島、インドー西太平洋(紅海を含む)。 |
生活史 | 稚魚期は長い糸状物とともによく発達した大きな尾鰭をもっており、浮遊生活を送るのに役立つと考えられている。着底後、底生生活に入ると尾鰭は退縮する。 |
参照 |