柏島魚類データベース

Pterois volitans Linnaeus, 1758 ハナミノカサゴ

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属名 Pterois ミノカサゴ属
学名 Pterois volitans
和名ハナミノカサゴ
記載 Linnaeus, 1758
サイズ 全長 29cm
説明背鰭13棘10〜11軟条、臀鰭3棘6〜7棘条、胸鰭14〜15軟条、腹鰭1棘5軟条。吻端、鼻孔、眼上部にそれぞれ1対、涙骨の下縁に2対、主鰓蓋骨後下縁に1対の色彩・大きさの変異に富む皮弁がある。体側に20数本の濃淡交互に並ぶ褐色の横縞が並ぶ個体が多いが、褐色の縞の濃淡の差がないものもある。各鰭の軟条部には小さな暗褐色斑のある個体が多い。ミノカサゴとは、胸鰭軟条数が多いこと、眼上皮弁が長いこと、褐色の横縞が頭部の腹面までおよぶこと、背鰭と臀鰭お軟条部、尾鰭に暗色斑が散在することなどが異なる。
分布水深2〜175mの岩礁域・珊瑚礁域。八丈島、小笠原諸島、千葉県外房〜九州南岸・屋久島の太平洋沿岸、富山県、島根県敬川沖、山口県日本海沿岸、九州北岸・西岸、琉球列島、沖縄舟状海盆;台湾東北部・南部・澎湖諸島、西沙群島、東インドー太平洋(キーリング諸島〜マルケサス諸島;ハワイ諸島を除く)、西大西洋(フロリダ半島〜ニューヨーク、バミューダ諸島、いずれもも人為的移動)。
生活史魚食性。鰭の棘に強い毒あり。刺されると危険。
参照