柏島魚類データベース

Echeneis naucrates Linnaeus, 1758 コバンザメ

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属名 Echeneis コバンザメ属
学名 Echeneis naucrates
和名コバンザメ
記載 Linnaeus, 1758
サイズ 全長 1cm
説明帯青褐色で、体側の全体にわたり幅広い1暗色縦帯が走る。背鰭34〜42軟条、臀鰭32〜38軟条。吸盤の板状体は20〜28対。
分布沿岸の浅海、通常大型のサメ類に吸着、しばしば自由遊泳、単独で泳ぐこともある。北海道〜九州南岸の日本海・東シナ海・太平洋沿岸、屋久島、琉球列島、東シナ海;朝鮮半島東岸・南岸、済州島、山東省(稀)、中国東シナ海・南シナ海沿岸、台湾北部・北東部・南西部、海南島、ピーター大帝湾〜沿海州南部(稀)、全世界の暖海域(東太平洋を除く)。
生活史頭部に第1背鰭の変形した吸盤をもち、カジキ類、サメ類など大型海産生物に吸着生活をする。他のコバンザメ類に比べ自由遊泳をすることが多く、定置網、釣りなどでも捕獲される。自由遊泳の際に小型魚類を捕食する。またカジキ類、マグロ類などの大型魚類などの胃内容物に見られることから、吸着生活は片利共生と考えられる。産卵期は5〜8月。一般に食用としないが、中国の文献かでは
参照