柏島魚類データベース

Plectorhinchus picus ( Cuvier, 1828 ) アジアコショウダイ

-> English
属名 Plectorhinchus コショウダイ属
学名 Plectorhinchus picus
和名アジアコショウダイ
記載 ( Cuvier, 1828 )
サイズ 全長 50cm
説明成魚は頭部から尾鰭まで全身が青灰色であるが、腹部の一部を除いて暗褐色の小斑点が密に分布する。幼魚の斑紋は成魚と全く異なり、黒色の地肌に体側に5個、尾鰭に1個、頭部吻端に1個にの計7個の大きな白色円斑があり、生長するにつれ腹部の白色部が広がり、体長15cm以上では体上部だけに黒色の地肌が残る。それから白色円斑に小黒点が散在し始め、ついで黒い地肌が崩れ、黒い小斑点に変化していく。側線鱗数が70枚以上と多いのも特徴。背鰭12〜14棘17〜20軟条、臀鰭3棘7〜8軟条、側線鱗数70〜75枚。
分布浅海岩礁・サンゴ礁域。小笠原諸島、八丈島、火山列島、相模湾(幼魚)、和歌山県白浜、高知県柏島、愛媛県愛南、鹿児島県鹿児島湾湾口・竹島・硫黄島、琉球列島、南大東島;済州島、台湾、東沙群島、西沙群島、南沙群島、インドー太平洋(ソサエティ諸島まで)。
生活史釣り、定置網、刺網、追い込み網で漁獲され、食用魚として珍重されるが、漁獲漁は多くない。
参照