Sparus sarba ( Forsskal, 1775 ) ヘダイ
属名 | Sparus ヘダイ属 |
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学名 | Sparus sarba |
和名 | ヘダイ |
記載 | ( Forsskal, 1775 ) |
サイズ | 全長 35cm |
説明 | 吻は丸みを帯びる。体は卵形で、強く側偏する。両顎前部に6本の門歯状犬歯があり、側部には3列の臼歯がある。奥の3本は巨大である。背鰭、臀鰭軟条数は13本、11本とクロダイ属より多い。背鰭11棘13軟条、臀鰭3棘11軟条、側線鱗数53〜63枚。 |
分布 | 沿岸の岩礁や内湾。北海道日本海沿岸、新潟県〜九州南岸の日本海・東シナ海沿岸、宮城県〜九州南岸の太平洋沿岸、瀬戸内海、屋久島、琉球列島;朝鮮半島南岸、中国青島、福建省〜広西省、海南島、トンキン湾、オーストラリア南西岸・南岸・東岸、アラビア湾、ペルシャ湾、紅海、南アフリカ東岸。 |
生活史 | クロダイ属の魚よりもやや沖合いに生息するが、稚魚は河口域にもよく出没する。産卵期は晩春。卵径1.0〜1.1mmの油球1個をもつ分離浮性卵。一本釣り、定置網、底曳網などで漁獲される。クロダイのように磯臭くなく美味。 |
参照 |