属名 |
Rhyncopelates
シマイサキ属
|
学名 |
Rhyncopelates
oxyrhynchus
|
和名 | シマイサキ |
記載 |
Temminck and Schlegel, 1842
|
サイズ |
全長 30cm
|
説明 | 体は細長い紡錘形で、やや側辺する。吻は細長く尖る。両顎歯は微少な絨毛状で、口は小さい。眼前骨の縁辺に鋸歯がある。尾鰭後縁は截形に近い直線状。幼魚の体は黄茶褐色の地肌に4条の黒色縦帯があるが、成長にともなってその間に3条の細い微かな縦線が現れる。縦帯の斑紋や体色には変異が多い。尾鰭は幼時無色だが、成長に従い10数条に細い黒色縦帯が放射状に並ぶ。背鰭12棘10軟条、臀鰭3棘8軟条、側線鱗数50〜55枚。背鰭棘条部中央下の測線上方横列鱗数は10〜11枚。櫛鱗で体はざらざらしている。 |
分布 | 沿岸浅所〜河川汽水域。津軽海峡〜九州南岸の日本海・東シナ海沿岸、岩手県〜九州南岸の太平洋沿岸、瀬戸内海、久米島;朝鮮半島南岸・東岸南部、済州島、厦門〜トンキン湾の中国沿岸、海南島、台湾、ルソン島、スラウェシ島北部(?) |
生活史 | 春から夏にかけて産卵する。鰾は前後に二分したダンベル式で漁獲されてググッウと音を出す稚幼魚は内湾や河口域に多い。餌は底生の小動物や小魚である。 |
参照 | |