柏島魚類データベース

Girella punctata Gray, 1835 メジナ

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属名 Girella メジナ属
学名 Girella punctata
和名メジナ
記載 Gray, 1835
サイズ 全長 41cm
説明各鱗の基部に暗色点がある。側線有孔鱗数は50〜56、鰓蓋の後端は黒くない、尾柄部はやや太く、尾鰭後縁の切れ込みはわずか、などの点でクロメジナと区別できる。全体的にはクロメジナよりも寸詰まりの印象である。
分布沿岸の岩礁。新潟県〜九州南岸の日本海・東シナ海沿岸、千葉県外房〜九州南岸の太平洋沿岸、瀬戸内海、東北地方・北海道の日本海・太平洋沿岸(稀)、琉球列島(稀)、小笠原諸島(稀);朝鮮半島南岸、済州島、台湾、福建、香港(稀)。
生活史全長3cm位までの幼魚は、背が青みを帯び、腹部は銀白色である。代表的な磯魚のひとつで、各地の海岸でおなじみである。産卵期は2〜6月。旬は冬で、夏期の磯臭さは消え、刺身、煮付け、水炊きなど、どのように調理してもうまい。伊豆でクシロ、北陸でヒコヤ、下関・北九州でクロダイ。関西の釣師はクチブトグレと呼んでいる。
参照