属名 |
Chlorurus
ハゲブダイ属
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学名 |
Chlorurus
microrhinos
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和名 | ナンヨウブダイ |
記載 |
(
Bleeker, 1854
)
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サイズ |
全長 70cm
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説明 | 胸鰭15(14〜16)軟条。頬鱗3列。背鰭前部鱗数4(3〜4)。眼が小さい。吻部は絶壁状。老成するとこの部分が多少のコブ状に隆起する。尾鰭は截形で上下後端が糸状に伸長する。幼魚は黒に近い褐色の地に白色の4縦帯。成魚は口角から水平に走る明るい緑色帯が特徴。日本近海の雌型は緑褐色で雄型は青緑色。海域による色彩変異がはなはだしく、3種に分類されることがある。 |
分布 | サンゴ礁域。小笠原諸島、北硫黄島、八丈島・静岡県・和歌山県・高知県柏島(幼魚)、口永良部島、屋久島、琉球列島、南大東島;福建省、台湾南部・東部、香港、東沙群島、西沙群島、南沙群島、西ー中央太平洋(インドネシアは小スンダ列島以外を除く、ハワイ諸島を除く)。 |
生活史 | 成魚はサンゴ礁域の外側礁斜面から外側を好み、1尾の雄が数尾の雌を従えてハーレムをつくる。番産卵をする。幼魚は単独性。フィルム状の藻類を主食とする。粘液マユをつくって眠る。沖縄ではゲンノーでたたかれてこぶができたようになることからゲンノーイラブチャーと呼ぶ。 |
参照 | |