Scarus altipinnis ( Steindachner, 1879 ) イトヒキブダイ
属名 | Scarus アオブダイ属 |
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学名 | Scarus altipinnis |
和名 | イトヒキブダイ |
記載 | ( Steindachner, 1879 ) |
サイズ | 全長 50cm |
説明 | 胸鰭15(14〜16)軟条。頬鱗3列。背鰭前部鱗数6(5〜6)。体が著しく高い。前頭部がやや尖る。尾鰭は二重湾入形。背鰭の最後の棘と第1軟条が糸状に縁長することが最大の特徴。その他はニシキブダイに似るが、尾鰭中央が凸形をなすこと、幼魚では尾鰭が白いこと、雌型では白色斑点が少ないこと、雄型では眼の周囲に地色より濃い、青緑色の小さな斑点があることで区別される。 |
分布 | サンゴ礁域。小笠原諸島、高知県柏島(幼魚);パラオ諸島・ニューギニア島東部・オーストラリア北東岸以東の西ー中央太平洋(ハワイ諸島・イースター島を除く)。 |
生活史 | 成魚はサンゴ礁の外側礁原から礁斜面で、幼魚や未成魚は礁池内で群生する。一次と二次の両雄の存在と、番産卵と群れ産卵が確認されている。小笠原諸島やミクロネシアなど漁業が盛んな所では、そこを逃れるために、深いドロップオフでないと見られない。小型藻類食。 |
参照 |