Diademichthys lineatus ( Sauvage, 1883 ) ハシナガウバウオ
属名 | Diademichthys ハシナガウバウオ属 |
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学名 | Diademichthys lineatus |
和名 | ハシナガウバウオ |
記載 | ( Sauvage, 1883 ) |
サイズ | 全長 6cm |
説明 | 吻が著しく突出することが本種の大きな特徴である。体は円筒状で、やや細長い。腹吸盤の発達は悪く、前後に二分されていない。背鰭と臀鰭はそれぞれが鰭膜で尾鰭につながる。頭部側面の前鰓蓋感覚管孔は2個。体色には個体差はなく、赤褐色の地色に淡黄色の細い縦線が背中線、腹中線、左右の体側中軸にそれぞれ1本ずつある。背鰭と臀鰭は透明で、それぞれの中軸に1本の細い暗色縦線がある。尾鰭の中軸に大きい黄色斑がある。。吻は雄で長く、雌のほぼ1.5倍長。 |
分布 | 浅海岩礁域で、ガンガゼ類の棘の中によく隠れる。三宅島、千葉県館山湾〜高知県足摺岬付近の太平洋沿岸、愛媛県宇和海、琉球列島;海南島、インドー西太平洋(ニューカレドニアまで)。 |
生活史 | よくガンガゼ類の周辺や棘間を泳ぎ回っているので発見しやすい。サンゴ礁域では、ガンガゼ類だけではなく石サンゴ類のように石面に吸着している姿はまず見られない。 |
参照 |