柏島魚類データベース

Ostracion cubicus Linnaeus, 1758 ミナミハコフグ

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属名 Ostracion ハコフグ属
学名 Ostracion cubicus
和名ミナミハコフグ
記載 Linnaeus, 1758
サイズ 全長 38cm
説明体の横断面は四角形。背鰭9軟条、臀鰭9軟条、胸鰭10〜11軟条。成長や個体差による色彩変異がある。幼魚は鮮黄色の体に多数の黒色点をもつ。若魚や成魚では、体は黄褐色で骨板に小白点があり、その周辺に微少な数個の黒色点か黒色線がある。老成魚になると体は暗褐色に変化し、白色点は不明暸になり、鰭に小黒色点をもつ。
分布茨城県〜屋久島の太平洋沿岸、伊豆諸島、小笠原諸島、屋久島、琉球列島、新潟県青海町(幼魚)、山口県及び福岡県の日本海沿岸;済州島、台湾南部、山東半島青島、中国浙江省・福建省・広東省、海南島、西沙群島、インドー太平洋(ハワイ諸島・ツアモツ諸島まで)。
生活史サンゴ礁や岩礁域に生息し、群れはつくらず単独で行動する。繁殖期にはペアで産卵し、浮性卵を産む。皮膚に粘液毒をもつ。小型甲殻類、ゴカイ類、貝類などの無脊椎動物を食べる。
参照