柏島魚類データベース

Canthigaster coronata Whitley, 1931 ハナキンチャクフグ

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属名 Canthigaster キタマクラ属
学名 Canthigaster coronata
和名ハナキンチャクフグ
記載 Whitley, 1931
サイズ 全長 10cm
説明背鰭9〜10(通常10)軟条、臀鰭9〜10(通常9)軟条、胸鰭16〜17(通常17)軟条。後頭部から背鰭起部まで皮膚が盛り上がった1隆起線がある。眼間隔に幅広い褐色帯があり、体側背面を横切る3本の褐色帯がある。この横帯は体腹側面に達しない。シマキンチャクフグに似るが、体側横帯の形で区別できる。
分布砂礫底、藻場、サンゴ礁付近。伊豆諸島、小笠原諸島、千葉県館山〜九州南岸の太平洋沿岸、屋久島、トカラ列島、琉球列島;台湾、中沙群島、ベトナム、フィリピン諸島、カロリン諸島、マリアナ諸島、パラオ諸島、オーストラリア東岸、トンガ諸島。
生活史サンゴ礁外縁部の水深10〜20mの水深でよく見られるが、かなり深い所からの記録もある。有毒。雑食性で海藻、海面、貝類、カニ類、クモヒトデ類などを食べる。
参照