Ophichthus altipennis Kaup, 1856 ホタテウミヘビ
属名 | Ophichthus ウミヘビ属 |
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学名 | Ophichthus altipennis |
和名 | ホタテウミヘビ |
記載 | Kaup, 1856 |
サイズ | 全長 100cm |
説明 | 本書二版までは、日本産のホタテウミヘビをPisodonophis zophistius Jordan and Snyder,1901と同定していたが、P.zophistiusのホロタイプ(CAS-SU 6457,全長517mm)、同種の可能性のあるO.intermedious Regan,1905のホロタイプ(BMNH 1905.6.6.49,全長915mm、和名;アイモンガラドウシ)、Microdonophis altipennis(多くの文献では種小名はKaup,1856bに記されているaltipinnisが使われているが、原記載Kaup,1856aではaltipennis)の2つあるシンタイプの一つ(MNHN 2151、全長995mm)の観察、および、J.E.McCosker氏(2010年10月30日、私信)によるO.altipennisのもう一つのシンタイプ(RMNH)の情報(2つのシンタイプは同種とのこと)から、これら3種は同種であることが判明した。そこで、ホタテウミヘビは属をOphichthusに移すとともに、種小名にはaltipennisを適用した。なお本書二版までの属名は、本種が1,2列の鋭い顎歯を持つので、Ophichthusの可能性があるとしながらも、P.zophistiusの原記載による顎歯の形態(歯帯をなす顆粒状の歯)をもとにPisodonophisとしていた。
頭部側線孔は黒くふちどられ目立つ。 背鰭前端は黒褐色。 体に不明瞭な斑紋のある場合がある。 |
分布 | 沿岸の砂泥底。水深1〜40m。東京湾〜鹿児島志布志湾の太平洋沿岸、新潟県、兵庫県浜坂、隠岐、山口県日本海側、九州北西岸、東シナ海北東部大陸棚、瀬戸内海、伊江島、宮古島、西表島;朝鮮半島西岸・南岸、フィリピン諸島、インドネシア、ニューギニア、オーストラリア北東岸、マリアナ諸島、マーシャル諸島、ソサエティ諸島。 |
生活史 | |
参照 |